2012年12月3日月曜日

第22回ケアワーク研究大会が開催されました

第22回ケアワーク研究大会
(障害児・者の現場から)     (高齢者の現場から)     (学童保育の現場から)     (保育の現場から)     (学童保育の現場から)

1123日、第22回ケアワーク研究大会が開催されました。今回は、「福祉労働における“家族”理解とその実際―共同(協同)的主体関係の構築を目指して―」をテーマに、障害、高齢、保育、学童のそれぞれの領域から、リアルな“家族”を語っていただきました。
福祉現場が直面する“家族”の問題は、深刻になっているのでしょうか。職員はどのように“家族”とかかわり、利用者の人生を支えるのでしょうか。現場からの尽きない話と参加者からの発言で、大いに考えさせられたひと時でした。シンポジストのみなさん、ありがとうございました。

2012年10月31日水曜日

第4回市民公開講座が開催されました

4市民公開講座

1028日午後2時より、2012年度第4回(通算23回)の市民公開講座が開催されました。
テーマは「子育て不安を乗り越える~日本の幼児教育・保育を通して健やかな成長を~」、講師に佛教大学特任教授の杉山隆一先生をお迎えしました、
日本の少子化は1990年の1.57ショック以来、今なお低下傾向にあります。2011年、国はこの少子高齢化に対応するため、「子ども・子育て新システム」を打ち出しました。はたしてこの子育て支援施策は、多くの国民の願にこたえられるのでしょうか。答えは、「否」のようです。
新システムでは、子どもたちの育ち合いに必要な時間や空間がどんどん狭められていく傾向にあります。保育の現場で働く者も、時間の切り売りになりそう。私たちも、どんどん制度や政策に目を向けていかなければならないようです。

2012年9月26日水曜日

第7回 実習施設(保育所)指導者懇談会を開催しました

懇談会で講演する秋葉学長

この懇談会は、実習施設の方に来学いただき、実習内容や実習生に関することについて、連携と共同をすすめるために開催しています。「実習を軸に現場に貢献できる人材を育成する」という本学の保育士養成教育の方針に則って行っているもので、今年で7回目を数えますが、本学の教育の大きな力となっています。
本年のテーマは、「実践力を育てる」です。秋葉英則学長の講演の後、3つのグループに分かれて(1)1年次実習について(2)2年次実習について(3)その他~実習生を受けて感じられたこと~等をテーマとして、意見交流会を行いました。ご参加の皆様には、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。


2012年9月14日金曜日

第3回市民公開講座「災害に備えて~地震災害~」が開催されました


2012年9月8日(土)大阪健康福祉短期大学付属福祉実践研究センター主催・第3回市民公開講座「災害に備えて~地震災害~」が開かれました。講師は堺区役所自治推進課の井上さん、林さんです。
第3回市民公開講座

 日本は地震大国!以前からそういうことは聞いていましたが、その意味がよくわかりました。そして、統計的に見ても、大地震はいつ起こってもおかしくない、そして、必ず起きるのです。
 肝心なのは、地震にどう備えるか、また、地震が起こったときにどう行動するか、ということです。堺市では、各小学校が避難所になっています。避難所には、災害備品を備蓄するコンテナを順次配置する予定で、その中には、飲食料、防寒具、トイレ、等など。そして、地震で人々が亡くなる原因のトップは圧死だそうでが、瓦礫を退けたり、砕いたりする道具も災害備品として備蓄されるそうです。
 そして津波...。津波からは逃げるしかない。遠くへ、または高いところへ。
 
 日頃から想定する、準備する、練習する、知る、ことが大事だということがよくわかり、とても有意義な講演でした!

<参加者の声>
  • 今日、家に帰って、いざ必要なものは何か確認し、いざという時に慌てることの無いようにしたいと思います。
  • 災害について不安ばかりでしたが、色々お話を聞かせていただき、少し気が楽になりました。
  • 「避難ビル(津波発生の際、高台非難場所として堺市が指定しているビル)」があることを初めて知りました。自宅付近の避難ビルを確認したいと思います。
  • 自助(自らの身を守る)、共助(共に助け合う)、公助(公の機関、社会資源の活用)をうまく活用(機能)させないといけないということが、よくわかりました。


2012年9月10日月曜日

2012年度 教職員研修会が開催される


 本学では教職協働という観点から、教員及び職員が協力して教職員の職能開発を目的に毎年7月あるいは8月に教職員研修会を開催しています。2012年度の研修会は今回で9回目となりましたが、7月28日の土曜日の午後に開催されました。今年度のテーマは「総合的・継続的な修学支援を考える」というテーマで、入学前から、入学後、卒業後と一貫した支援のありかたについて議論しました。高大連携の重要性が叫ばれるように、短期大学であっても修学支援は入学前から始めることの大切さや修学支援のさまざまな課題について教職員が共通認識を持つことの必要性を再確認しました。

 今、大学教育で求められるのは、大学としてどのように学生を教育していくのかではなく、学生がどのように成長し、具体的な成果をもたらすためには教職員が協働しながらどのようなことをすればよいのかです。学生が成長したと実感できるような学習の工夫、サポートを教職員が一丸となって取り組むことが求められています。